2019年11月27日 毎日「本社世論調査」「札幌支持せず47%、五輪マラソン変更に戸惑い」
毎日に「本社世論調査」「札幌支持せず47%、五輪マラソン変更に戸惑い」が書かれている。
「毎日新聞は26、27両日に全国世論調査を実施した。東京五輪の猛暑対策として国際オリンピック委員会(IOC)が示した、マラソンと競歩の会場を札幌市に移す案を『支持しない』は47%で、『支持する』の35%を上回った。無回答も18%あった。IOCは『理事会の決定事項。東京に戻ることはない』としているが、人気の高いマラソンの突然の会場変更には、国民のあいだに戸惑いもあるようだ。
台風による被害が相次いでいることに関連し、水や食料の備蓄、避難場所の確認など日ごろから自然災害への対策を『準備している』は54%で、『準備していない』の36%を上回った。
地球温暖化の影響で不安に思うことは『大雨など異常気象』が44%で最多。『真夏の猛暑』17%、『海水面の上昇』10%、『水や食料の不足』9%などが続いた。多くの人が台風の猛威を感じている様子がうかがえる。
22日の即位礼正殿の儀で、即位を内外に宣言された天皇陛下に対する印象は、『好感』26%、『親しみ』25%、『尊い』14%、『おそれ多い』3%――など。『反発・反感』は1%。『特に感じない』は9%、『関心がない』は6%だった。今年5月の即位直後に実施した調査に比べ、『尊い』が5ポイント上昇した。
安倍内閣を『支持する』は48%、『支持しない』は30%、『関心がない』は19%だった。いずれも9月の前回調査から横ばい。
主な政党の支持率は、自民党36%▽立憲民主党10%▽日本維新の会4%▽共産党、公明党各3%――など。『支持政党はない』と答えた無党派層は34%だった。