光を当てる、光を与える。

2014年5月11日 イケダハヤト - プロブロガー -
こんにちは、イケダハヤトです。最近は「プロブロガー」と名乗っています。ぼくのブログは現在月間40万人ほどの方々に閲覧していただけており、そこから広告収益を得て生活しています。

そんな傍ら、ぼくは非営利セクター向けの情報発信支援に取り組んでいます。ご存知かもしれませんが、日本の非営利セクターは情報発信がまだまだ未熟です。

社会問題を解決するためのすばらしい活動をしている方々は数多くいらっしゃいますが、彼らに光が当たることは、それほど多くはありません。どれだけすばらしい活動でも、知られなければ、支援されることもない。支援されなければ、活動が継続しない。そうして息切れし、自然消滅していく非営利組織も存在します。

ぼくは第一にブロガーですから、そうした「価値ある活動を行っているけれど、日の目が当たっていない」人たちにスポットライトを当てる活動をしています。2013年は、年間で50人以上の若手リーダーをブログや各種ニュースサイトで紹介しました。

同時に、仲間たちと「テントセン」という中間支援組織をつくり、チームとして非営利組織の情報発信のコンサルティングやワークショップを行っています(基本無償です)。講演・ワークショップについては、これまでに延べ1,000人を超える方々に、情報発信にまつわるノウハウ提供を行ってきました。

まだまだ小規模の取り組みですが、情報発信のノウハウを持つぼくらが関わることで、着実に変わっていくものです。今後はこの活動を全国規模にスケールさせていくつもりです。継続性を高める上でも、無償コンサルティングから成果報酬型のコンサルティングに移行していきたいとも考えています。

ぼくが観察するかぎりにおいて、この社会には「光」が足りません。すばらしい志を持つ方々にスポットライトを当てる人々がもっと世の中には必要ですし、志を持つ方々が自ら効果的に情報を発信できるようになるべきです。

今はスマートフォンひとつで、文字通り世界中の人々とつながることができる時代です。ぼくのような一般人ですら、毎月数十万人の人とオンラインの接点を持つことができています。

今後もぼくは力の及ぶ範囲で、すばらしい才能に光を当て、彼らが自ら光を発することができるように力を与えていきます。
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