2018年6月2日 毎日「本社世論調査」「安倍首相の説明を信用できない70%」「自民党支持層でも46%」
毎日に「本社世論調査」「安倍首相の説明を信用できない70%」「自民党支持層でも46%」が載っている。
「毎日新聞は26、27両日、全国世論調査を実施した。学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が2015年2月に学園の加計孝太郎理事長と面会して説明を受けていたという愛媛県文書の記載に対し、学園の構想を知ったのは17年1月だったとする首相の説明は『信用できない』との回答が70%に上った。『信用できる』は14%にとどまった。
首相の説明を巡っては、自民支持層でも『信用できない』が46%と、『信用できる』の39%を上回った。
『支持政党はない』と答えた無党派層では『信用できない』が84%で、『信用できる』は7%だった。学園は26日、実際は面会していなかったのに当時の担当者が『誤った情報』を愛媛県などに伝えていた、とするコメントを発表している。
安倍内閣の支持率は4月の前回調査から1ポイント増の31%、不支持率は同1ポイント減の48%でほぼ横ばい。3カ月連続で不支持が支持を上回った。不支持の理由は『安倍さん本人を評価していないから』が最も多く、前回から8ポイント増の58%だった。
学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の交渉記録廃棄や決裁文書改ざんを巡っては、麻生太郎副総理兼財務相が『辞任すべきだ』が52%と過半数を占めた。『辞任する必要はない』は33%だった。
また防衛省が『不存在』としていた自衛隊イラク派遣時の日報が見つかった問題で、同省が『防衛相の指示が適切に伝わっていなかった』などと結論づける調査報告をまとめたことについて、政治が自衛隊を統制する文民統制(シビリアンコントロール)が『利いていない』が57%と、『利いている』の19%を大きく上回った」。
内閣支持率は、前回調査(5月26,27日)より1ポイント増の31%、不支持率は1ポイント減の38%。安倍さんを評価していないが8ポイント増の58%もなっているのに、である。首相の説明を信用できないが70%、自民党支持層でも信用できないが46%もあるのに、である。内閣支持率30%は岩盤支持率であり、微増ではあるが反転上昇し始めた。今の政治に最も重視するのはで、年金・医療29%、子育て支援14%、原発8%、安保関連法6%、憲法改正5%、もりかけ問題5%、消費増税5%。国民はもりかけ問題飽きている。