2014年4月17日 読売 「抗日軍拠点に復元要請」「歴史問題共闘強化、韓国首相、中国側に」

読売に「抗日軍拠点に復元要請」「歴史問題共闘強化、韓国首相、中国側に」が書かれている。

「韓国の鄭烘原首相が11日、中国・重慶市トップの孫政才・共産党委員会書記と同市内で会談し、日本の植民統治時代に朝鮮独立運動家が中国で創設した抗日部隊「光復軍」が同市内に設けていたとされる総司令部の復元を要請した。孫書記は、市当局に検討を指示した。韓国の聯合ニュースが報じた。

鄭首相は『総司令部の建物を原形のまま復元してほしい』と要請した。孫書記は『歴史は断絶されても忘れられてもいけない』と応じ、具体的な計画を検討するように担当者に指示したという。

光復軍は、1919年に朝鮮独立運動家が上海で組織し、40年に拠点を重慶に移した『臨時政府』が創設した部隊とされる。ただ、実態は明確ではない。

鄭首相は12日には、文化財に指定されている臨時政府庁舎跡を視察し、市内で開かれた『臨時政府樹立95周年記念式典』に出席したt。

鄭首相は重慶訪問に先立つ10日、海南省で中国の李克強首相と会談した。共産党機関紙・人民日報(電子版)によると、李首相は席上、『日本政府は歴史を歪曲している。中韓はいっそう協力を進める必要がある』と述べ、日本に対する歴史問題で、韓国と共闘を強化する姿勢を示した」。

重慶でも実現すれば、朴政権発足後、中韓共同での「反日記念物」が整備されるのは3つ目となる。3月26日の日米韓首脳会談後でも、朴大統領の反日姿勢は変わっていないとなる。4月25日のオバマ訪韓で、約束違反を厳しく問われる。

pagetop