2015年9月24日 毎日「本社世論調査」「安保成立『評価せず』57%」「強行『問題だ』65%」

毎日に「本社世論調査」「安保成立『評価せず』57%」「強行『問題だ』65%」が書かれている。

「毎日新聞は19、20両日、安全保障関連法の成立を受けて緊急の全国世論調査を実施した。成立を『評価しない』との回答は57%で、『評価する』の33%を上回った。参院平和安全法制特別委員会で与党が強行採決したことに関しては『問題だ』が65%を占めた。安部内閣の支持率は8月の前回調査より3ポイント増の35%、不支持率は同1ポイント増の50%。不支持が支持を上回る傾向は変わっていない。

<内閣支持35%>
関連法の成立を評価しない理由を聞いたところ、『審議が不十分だから』45%▽『法律に反対だから』29%▽『法律を修正すべきだったから』19%――の順になった。内閣支持層では成立を『評価する』が76%だったのに対し、不支持層では『評価しない』が89%に上った。

特別委での強行採決が『問題ではない』は24%にとどまった。自民支持層では『問題ではない』が49%だったが、『問題だ』も41%あった。公明支持層では『問題だ』が『問題ではない』を上回った。関連法が『憲法違反だと思う』は60%で、成立前の7月調査(52%)より増加した。『憲法違反だとは思わない』は24%だった。国会では関連法が憲法9条に違反しているかどうかが議論になったが、審議が進むにつれて違憲論はむしろ強まったといえる。

政府・与党の国民への説明が『不十分だ』は78%に上り、『十分だ』は13%。7月調査以降、『不十分だ』は8割前後で推移している。今回、内閣支持層でも60%、自民支持層でも62%が『不十分だ』と答えた。

政党支持率は自民が前回比1ポイント減の27%、民主が同3ポイント増の12%。そのほかは、維新3%▽公明4%▽共産5%――などで、『支持政党はない』と答えた無党派層は38%だった」。

毎日調査の内閣支持率は、8月の前回調査より3ポイント増の35%、不支持率は1ポイント増の50%となった。安保成立「評価せず」57%,強行「問題だ」65%が下げ圧力となっても、である。内閣支持率35%は大底となるが。

 

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