テロよりもうな丼

2023年4月25日 高野育郎 - グループアム代表 -
政治家の失言には驚かない。戦後も正解は放言、失言、暴言の歴史に彩られてきた。吉田茂の「バカヤロー」解散、三木武夫の「妾」自慢、池田勇人は「貧乏人は麦を食え」発言など。
戦後政治史の中の放言には枚挙にいとまがない。

これら大物政治家の言動に比肩すべくもないが、谷公安委員長の発言は呆れ果てる。

岸田総理が遊説先の和歌山の漁港で爆発されようかというときだ。
どうやら、現職の総理大臣の足元に爆発物が投げ込まれた時に、現場のトップの頭の中は四万十名物の「うなぎ」を食べることで、いっぱいだったようだ。

緊張感のなさは、岸田総理の暗殺未遂の後も、政治パーティの壇上で「うな丼はしっかり食べさせて頂きました」と話す始末。
高知での選挙のため、リップサービスをしたつもりでいるのだろうが、そのタイミングとセンスのなさには嘆息が出る。「うな丼」にヨダレをたらし、食らいつく、箸さばきの卑しさが目に浮かぶ。

現場の警護スタッフの指揮もあがらない。
谷の罪は重い。安倍元総理が殺された意味も分からずじまいなのだろう。

県庁出身で、固く仕事をこなすという評判なんだとか。小物政治家はせめて失言で政権の足を引っ張らぬようにご注意を。
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