2026年9月3日 中道、決裂

中道改革連合、立憲民主党、公明党は党首会談を開き、合流について正式に断念をした。この結果を受けて立憲民主党出身と公明党出身の議員は分党をする方針のようだ。自民党に対抗する為、野党結集を目指して結党した中道であったが、道半ば7か月で事実上断念に向いそうだ。
会談には中道は小川代表、立憲は水岡俊一氏、公明党は竹谷とし子氏が出席した。小川氏は「中道に集まった仲間が再起動していくための、新たな形態を見いだしていきたい」と述べた。

衆議院選挙を前に結党した中道改革連合であるが、参議院側は各出身政党に所属しており、有権者からは分かりにくい形態になっている。その様な中各党は7月から合流を目指して話し合いがおこなわれてきた。立憲側は地方組織に対してのヒヤリングを重ねてきたが、先の衆議院選の惨敗を受け来年の統一地方選挙や参議院選に対しての不安から、中道で選挙を戦う事の反対論が噴出した。

公明党に於いては参議院選挙に向けての体制を早期に整えたいとの思いから合流に向けて動いていたようだ。しかし合流を阻んだのが基本的政策の一致である。安全保障や原発に対する考え方の違いである。長期にわたり与党、野党として対峙してきた歴史があるから致し方ないであろう。

高市政権による急な解散で「生活者ファースト」を掲げて結集した中道であるが、集団的自衛権の一部行使を認める安全保障法制は合憲なのか違憲なのか、アメリカ軍普天間飛行場の辺野古移設に対する是非、原発ゼロを堅持するのか、憲法改正に対する考えの3党の溝は埋まらないままであった。
先の特別国会における皇室典範改正での旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎え入れる等の議案に中道と公明党は賛成であり立憲は反対であった。

しかしながら、選挙制度の関係で中道の議席数は惨敗したが、衆議院比例で中道を支持した有権者は1043万票で自民の約半数になる。高市政権が半ば強引に政治を進められる環境を野党自らが創り出しているとも言える。野党各位は私欲を捨て、中道を支持した有権者の民意を無駄にせず受け止める為には何を優先するかを考えて欲しい。

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