江藤農相辞任後，我が国のスターこいずみすんずろう氏が農相となり、なんと農相就任翌日には，2000円代の価格帯のコメが出現。ハナ薬を嗅がされたマスコミは、いっせいに、「さすが！名
宰相の倅。やる時はやる。」と絶賛の今日この頃。

これで下々には安い餌を与えることもでき、多少の涙銭を撒いておけば，七月の参議院選はなんとか乗り切れる。
自公で過半数は割らずに安泰だと考える石破政権。

どうせバラ撒く金も下々から余分に集めたもの。
理由を付けて大衆に撒いてやれば、大喜びして自民党に票を入れるだろうの目論見。

餌を与えて金を恵んでやれば、単純な下々であるから感謝して投票する。
最後の段階で公明党が，もう少し余分に恵んでやれと言い出すことで，公明党に華をもたすのはいつものパターン。
あとは内閣不信任案さえでなければ、御身安泰。枕を高くして眠れる。

そこへ昨日の時点で立憲の野田某は高度な政治的判断とか言っちゃて，内閣不信任をしないことを表明。

立憲民主党としては，この局面て内閣不信任案を提出するとなると，首相が総辞職を選択すれば良いが，解散総選挙に突き進まれると与党に利を与えかねないの土壇場判断。
衆院側において玉木んブラブラ党の失速もあり，衆院の野党過半数が崩れそうな気配。
この状況で与党に過半数を与える可能性を阻止したように見える。

終盤の自民党内部調査においても今回の参議院選挙の与党の過半数割れはないとの調査結果。
仮に衆議院，参議院を同日にすれば各選挙区において日々，常在戦場の体制にある各選挙区の自民系候補は予想以上に健闘することであろう。

この結果は石破にとっても，野田にとっても都合の悪いことが起きそうである。
石破は石破おろしの大合唱に晒される。野田はもっと深刻な状況に置かれる。
自民党がたかをくくって衆参同日を仕掛けると与党は過半数を取れず下野する。
となれば首班指名は野田ということになる。
反対はできるが何も考えられない立憲のなかでの組閣は，絶望。

日本国民にとって野田の内閣不信任の提出見送りは正しい選択だったのだろう。