何をやっても踏み絵になっちゃう石破君の動き

2025年4月9日 高野育郎 - グループアム代表 -
トランプ大統領とイーロンマスクのコンビは就任以来この3ヶ月で世界の景色を変えてしまった。
凄まじいスピードで大統領令を発行して世界を混乱に陥れた。
とどめは貿易関税でトランプ大統領自身が各国の関税を発表した。
「報復関税は考えないほうが身のためだぞ」と脅し文句までそえた。
案の定、震えあがった各国はさっそく,トランプ大統領にひれ伏す格好となった。

ただし,メンツの国の中国はひれ伏すどころか報復関税を発表し火に油を注いだ。
4月9日現在,米国によって、104%の関税を課されることになり中国は国内の不景気もあり振り上げた拳の落としどころに苦慮している。
どうもトランプ政権は中国の反応を予測していた節があり、まんまとドツボまた感がある。

中国の米国輸出は,表向き20%であるが三国間貿易の貿易額を加えるとなんとGDPの50%近くになるとの予想がある。
苦し紛れに戦争に踏み切るのではないかとの危惧も想定しなければならない。
その際,台湾よりも沖縄,尖閣がターゲットになるのではないかとも言われており,いよいよ東アジアもきな臭くなってきている。

そんな折,自民、公明の訪問団が中国に赴くという。
さぞや歓待されることであろう。
まったく度し難い間抜けぶりである。
それを見てトランプ大統領がどのような反応をするか見ものである。
あいかわらずプライムミニスターとしか呼んでもらえず名前さえ覚えてもらえない石破君の今後の動きはいかばかりか。
ノーコメントである。
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