2014年7月18日 日経 「民主、反抗に足がかり」

日経に「民主、反抗に足がかり」が書かれている。

民主執行部は実質支援した三日月大造氏の滋賀県知事選初当選を『事実上の勝利』ととらえ、安倍政権への反抗の足がかりとしたい考えだ。海江田万理代表は14日、記者団に『自民党政権に対する国民の不満を民主党が受け止めていく。党を引っ張っていきたい』と述べ、引き続き党運営を担う意欲を示した。

これに先立つ衆院予算委員会では、知事選の勝因について集団的自衛権を巡る閣議決定によって『選挙戦の流れが変わった』と指摘した。党執行部は31日に開く両院議員懇談会で党所属議員に党運営の協力を取り付け、意見集約に難航してきた集団的自衛権行使問題でも反対姿勢を強める意向。安倍政権と明確に対峙し、党内の執行部批判を抑え込む構えだ。

党内にくすぶる『海江田降ろし』も当面下火になる見通しだが、海江田氏の国会運営や選挙対策での指導力不足を不安視する声は根強い。来年9月の海江田氏の任期満了を待たずに代表選を前倒し実施するよう求めてきた中堅・若手は『知事選は民主党への評価ではなく、政党支持率の上昇には結びつかない』と冷ややかだ。

10月の福島、11月の沖縄両県知事選では、党内の意見が割れる原発再稼働や米軍普天間基地の移設問題が争点になると見られ、滋賀県知事選で得た勢いを持続出来るかは不透明だ」。

民主党執行部は、「事実上の勝利」ととらえ、安倍政権への反転攻勢の機にしたい考えだが、無理である。政党支持率は6%前後しかないからである。そもそも政権の受け皿として民意から認知されていない。肝心な集団的自衛権行使問題で未だに意見集約ができず、党が割れているからである。

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