イランにアメリカが拒否

10日にイランが仲介国パキスタンを通じて、戦闘終焉に対するアメリカの提案を拒否した。イランのイスラム革命防衛隊がホルムズ海峡の主権に関しての内容にトランプ大統領はSNSで「全く受け入れられない」と投稿している。
イラン側は
1 イランを再度攻撃しない保証
2 アメリカによる制裁の解除
3 全ての戦線での戦闘終結
4 ホルムズ海峡をイランが管理
5 アメリカによる海上封鎖の解除
それらに追加して、核兵器開発に関しては後に協議するとし、今回の戦闘で生じた被害に対して賠償金も要求している。

イランのぺゼシュキアン大統領はSNSに「我々は決して敵に屈しない。語られている内容もそれらは降伏や撤退を意味するものではない。イラン国民の権利を回復し国家の利益を守る」と述べている。

アメリカが提案した内容は30日かけての戦闘終結。ホルムズ海峡の開放。イラン核開発の制限。アメリカの制裁解除の協議などである。3日にはホルムズ海峡への船の通航をアメリカ軍が援護する「プロジェクト・フリーダム」をスタートすると発言したり、イランが妨害すれば強力に対応するとしていた。その後5日には作戦は中断するとした。猫の目のように変化するトランプ大統領は6日の時点で「非常に良い対話があった、ディールに至る可能性がある」といつものように楽観的な発言をしていたが、イランの回答を受けて今度は真逆の反応を示している。

そのような状況で14日には米中首脳会談が予定されている。主に通商問題などをテーマに話し合うとされている。中国からは台湾問題が出る事は否めないであろう。延期した中国訪問日でもイラン情勢は好転していない。中国側に有利な会談になるのではないだろうか。トランプ大統領の支持率も低迷し、アメリカ中間選挙までに回復する兆しが見えない中G2と言われる大国同士で我が国に不利な密約がされない事を願う。

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