2014年10月30日 「97円高の1万5388円」

「97円高の1万5388円」

27日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前週末比97円08銭(0・63%)高の1万5388円72銭だった。前週末の米国株市場は、エボラ出血熱の感染拡大を巡る懸念が和らいだことからダウ工業株30種平均が上昇したことから、朝方から買いが先行し、一時1万5400円台を回復したが続かす、利益確定売りに押されて、上げ幅を縮小したが、1万5300円台を維持した。後場の入ると下値の堅さを確認した買い戻しが入り130円超高まで上昇する場面もあった。東証1部の売買代金は概算で1兆6628億円で、3営業日連続で2兆円を下回った。

問題は、3営業日連続で2兆円を下回った薄商いである。28,29日のFOMC,31日の日銀の金融政策決定会合の重要イベントを控えての内外投資家の様子見である。ただ、「世界景気悪化への懸念は払しょくされていないが、底入れ機運は高まっている。投資家の買い意欲は強い」との見方が市場の大勢である

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