2016年6月8日 東京 核心「改憲勢力3分2焦点に」「首相、改選過半数、参院選で目標」「前回獲得議より15減→」

東京の核心に「改憲勢力3分2焦点に」「首相、改選過半数、参院選で目標」「前回獲得議より15減→」が書かれている。

「安倍晋三首相は1日の記者会見で、7月の参院選の勝敗ラインを『与党で改選議席の過半数』と表明した。首相は『厳しい目標』と強調したが、実際はどうなのか。目標の先に、参院で改憲原案を可決できる『改憲勢力で3分の2以上』の確保も視野に入れているとされ、選挙の焦点となる。

<設定>

首相は会見で、参院選の目標設定について『普通なら参院全体の過半数だ。しかし、国政選挙で(消費税増税の再延期の)信を問いたいから厳しい目標を掲げた』と説明。直近の民意にこだわる姿勢を示した。

参院は定数242で、過半数は122議席。3年ごとに半数ずつ改選されるため『改選過半数』は61議席となる。与党の現有議席(議長は出身政党に戻して計算)は自民党115、公明党20で計135。今回の改選が自民50、公明9の計59議席なのに対し、非改選が両党で計76と多いため、参院選では両党で計46議席を獲得すれば過半数を維持できるが、首相は上乗せし、改選より2議席多い目票を設定したことになる。

自公が連立を組んだ1999年以降に行われた5回の参院選を振り返ると、両党の合計議席が改選過半数を上回ったのは2001年と13年の2回。残り3回は下回っており、特に第1次安倍政権の07年は計46議席と惨敗した。ただ、前回の13年に獲得した計76議席と比べれば、15減らしても達成可能だ。

<ハードル>

首相が改憲に向けて視野に入れる3分の2以上の確保となると、非改選と合わせて162議席以上が必要。首相は『簡単なことではない。与党で3分の2は不可能だ』と認める。

だが、与党と、野党で改憲に積極的なおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の計4党を改憲勢力とした場合、ハードルは下がる。4党の非改選は計84議席。4党の改選議席を17上回る78議席を獲得すれば162議席に届く。

自民以外の3党が非改選と同じ計19議席を確保すると仮定すれば、自民は改選を9上回る59議席まで上積みしなければならないが、圧勝した前回は65議席だったことから、不可能とはいえない。

与野党攻防のカギを握るのは、32の改選1人区。前回までと状況は一変し、すべてで民進、共産、社民、生活4党による事実上の野党系統一候補が自民に挑む。これがどこまで効果を生むか注目される」。

参院選で改憲勢力3分の2以上を確保するには、4党の非改選が84議席だから、4党で78議席を確保すれば162議席に届く。公明党11+おおさか7+日本のこころ1=19と仮定すれは、自民は59議席が必須となる。自民党が単独過半数なる57議席確保は絶対条件となる。現段階の予測値は55となっている。4議席の上積みが必要となるが。

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